2018-05-29 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
○武見敬三君 この平和主義というのは、戦後培ってきた、さきの大戦で三百十万余の尊い命が失われ、またアジア全体でも大変多くの方々がその尊い命を失われるという教訓というものを、私は、やはり歴史の中でしっかりと認識をして、そして、こうした平和主義を反戦平和論として培ってきた我が国の土壌というものは、私は、やはり尊くきちんと確保すべきものだと思います。
○武見敬三君 この平和主義というのは、戦後培ってきた、さきの大戦で三百十万余の尊い命が失われ、またアジア全体でも大変多くの方々がその尊い命を失われるという教訓というものを、私は、やはり歴史の中でしっかりと認識をして、そして、こうした平和主義を反戦平和論として培ってきた我が国の土壌というものは、私は、やはり尊くきちんと確保すべきものだと思います。
一つは平和主義の系譜であって、この平和主義の系譜というのは、まさに戦争で三百二十万もの多くの国民の命を失って、そうした経験をも踏まえた上で反戦平和論という形で我が国の中に存在してきている。
我が国の平和主義というのは、多分にさきの戦争での経験を踏まえて、いわゆる反戦平和論という平和主義が戦後我が国の平和主義の基本にございました。これは、極めて悲惨な経験に裏打ちされた、言うなれば武力の存在、軍事力の存在そのものをすべて悪として否定するという考え方からこの反戦平和論は形成されていたように思います。